ごあいさつ

大妻女子大学は、大妻コタカが明治41 (1908) 年に裁縫や手芸の私塾を開いたのが始まりであり、すでに100年の歴史を重ねています。

その間、収集されてきた様ざまな資料を教育、研究のために活用するべく平成19 (2007) 年に当館の前身である「大妻女子大学生活科学資料館」が設立され、さらに東京都から博物館相当施設としての指定を受けたことにより、平成24 (2012) 年4月、「大妻女子大学博物館」として、新たにスタートを切りました。

本館の収蔵品の中心をなすのは、本学の創立者大妻コタカと、その夫であり最大の協力者であった大妻良馬の生涯と大妻学院に関わる資料でありますが、それらは卒業生や本学教職員より寄贈されたものです。特に平成28年度からは「大妻コタカ・大妻良馬研究所」を併設しております。本館ではこれらの資料を中心とした研究・整理保存・公開活動を通じて、本学の建学の精神や、歴史・伝統・文化について、学内外により広く深く発信していくことが課せられた大きな役割の一つだと考えています。

当館は、常設展示、特別展示の他、学芸員の実習施設としても活用されていますが、それにとどまらず本学の人間生活文化研究所と連携し、研究活動も行っており、将来的には講演会や公開講座を通じて生涯教育のお手伝いをし、地域社会に開かれた大学の窓口として貢献していきたいと思います。

ぜひ、大妻女子大学博物館にお気軽にお立ち寄りくださるようお願いいたします。

館長 大澤清二
2019年4月3日